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![]() あらら。 気付けばフランクフルト滞在も残すところ あと1日となりました。 ニッポンコネクションは今迄参加した映画祭の中でも ダントツ“楽しむ”映画祭です。 それが証拠に今日は映画鑑賞等ブッ飛ばしで 午前中は蚤の市散策ですもの。 朝からシトシト降っていた雨も皆と合流する頃には止み ギョッとする程お天道様が照ってきました。 蚤の市では店主が無造作に商品を並べ 先程の雨でビカビカに濡れた工具類等も 「2ユーロ」とかで売って来る まさにズルムケ天国な市場です。 異常な興奮に包まれニヤニヤしながら欲しい商品を 探し回ります。 誰が使ったか探りたくなるようなグッタリしたオモチャや 散々弄ばれ挙句の果てに棄てられた感タップリな人形が あちこちで売られており 「ギョエーッ!切ない!」 と叫びながら写真をバキバキ撮りまくりです。 そんな中、前回に引き続き背ばかり高いPが 非常にダサいアメリカ国旗付きの帽子を被り 「ノリコサーン、ボク、アメリカキライデース」 と非常に卑屈な体当たり芸を披露してくれたので 「アンタとアタイとイタリア人で写真撮る?3国同盟現代版で」 とこちらも卑屈なギャグで応酬してあげました。 アンティークな雑貨を扱う店で、私は大変品の無いトンボの ブローチと底抜けに明るい花柄のポーチにウットリしたので 購入しました。 するとPも負けず劣らず下品な蝶々のブローチを購入 しはじめたので彼のセンスに感動すら覚えたところ 「ノリコサンニ、プレゼントデース」 とちょっと男っぽく格好つけて渡してきたので 面白かったです。 散々歩いたところで昼食会の時間も迫り フランクフルトを頬張りつつも戻らねばならず ズルムケ天国蚤の市ともお別れです。 会場に戻るとHさんが、どこからどう見ても珍妙な 置物ばかりを蚤の市で購入していたので 「CMディレクターを辞めて古物商でも開くつもりか!?」 と心配しながら写真撮影に向います。 「こういう時こそ闘わねば!」と互いに叱咤しあった Hさんと「後ろを振り向くな!(大御所ズラリだから)」 を合言葉に堂々とド真中で写って来ました。 こんなにドギマギする写真撮影は初めてでした。 その後昼食会を楽しみ マリオンと2人で英語でお喋りしながら(カッチョE!)見た 淫らに咲き乱れるマグノリアが実に印象的でした。 夜は楽しみにしていたHさんの映画と アニメーションスープの映画を見ました。 どちらの作品もQ&Aが大層盛り上がっていて 他人事ながら興奮しました。 その後バックステージに戻り、アニメーションスープの方々に 興奮をダイレクトにお届けしていたところ 「あ!渋谷さん!もう誕生日やん!」 と教えてもらって時計を見たら、あら本当。 私、33歳になってました。 アニメーションスープメンバーからハピバスデ・通常バージョンと マリリン・モンローバージョンを歌ってもらって超嬉しい。 と思っていたらマリオンがシャンパンを持ってきてくれました。 ギョヘーッ!い、いいんですか? ミラーボールがクルクル回る中、色々な人に 「お誕生日おめでとう」とお祝いしてもらえて 私までクルクル回りそうです。 CDまで頂戴してしまって嗚呼!ウットリ! ゲラゲラケラケラしているとあっという間にAM2:00。 大いに酔っ払い、楽しんだアニメーションスープメンバーとT監督と タクシーで帰ることにしました。 フランクフルト中央駅でタクシーを降り ヒヤーヒャー言いながら歩いていると何やら恐ろし気な人々が 2人、3人と我々の後を着いてきます。 T君が小声で「は、走る?」と言います。 後ろを振り返るとまた人が増えていました。 私は「走ろう」と皆に言い「せーのっ!」で 一斉にホテル迄走りました。 誕生日に全力疾走なんて経験、生まれて初めてです。 御陰様で何事もなくホテル迄辿り付き ゼーハー言いながら小さなお部屋に倒れこみました。 「33歳。全力疾走」と珍妙なフレーズがクルクル頭を回る中 ベットに倒れこんだ珍妙な夜で御座います。 <写真・雨ざらしの蚤の市> #
by bambibone
| 2006-04-22 09:02
| 海外映画祭ルポ
![]() 思えば今回初めて1人で映画祭に参加しているのですが 香ばしい話も出来る仲間を見つけられ とても楽しく過ごしています。 ふと思うと、インディペンデント系映画(西の)巨頭・CO2の 方々とは知り合う機会が無かったのでこの場で出会えた 事はとても愉快だなぁ。素敵だなぁ。と感慨に耽りつつ やっぱりCO2メンバーと 「共にワールドカップのパチモンを探そうじゃないか!」 と熱く語り合いながら朝食を戴き 香ばしい仲間と合流し 我らが大将・背ばかり高いボランティアのPを筆頭に 美術館へと向いました。 実は昨日バックステージにてマリオンやその他ボランティアさん達に 「フランクフルトのカウンターカルチャーを見じで!見じで!」と 無理めな依頼を繰り広げ (実際ドイツにおいてのオモシロ文化はベルリンに集中してる) ボランティアさんは本屋に情報誌を買いに走り 皆で血眼になってオモシロスポットを探したのですが 実際あるのはユルいドラァッグクイーンショウと子供劇 ってな具合にスッコーンとある意味ヌけていたのです。 そこにひょっこり現れたPから 「ユウジント、ゲンダイビジュツヲ、ミニイクガ、クルカ?」と お誘いがあり、私は1も2もなく参加を申請。 ついでに香ばしい仲間の御三方も 道連れにしたのであります。 道すがら日本語習得中のPがタドタドと 我々に語りかけてくれます。 Pは背ばかり高く、いつも困った顔をしていますが 彼氏の話はイチイチ私の爆笑ポイントを付いてくるので 笑いが止まりません。 例えば、公園でのらくらしているアヒルを 誰かが撮影しようもんなら 「ナニガイイノカワカリマセーン。ボクニハトテモツマラナクミエルトリデース」 と毒を吐き、誰かがPに質問しようモンなら 「チョット、ストレスデース(多分上手く答えられないせい)」 と吐き散らし、そんな自分に嫌気が差せば 「ボクハワルイヒトデース」 とアッという間に匙を投げるといった塩梅。 本当イイ奴です。 美術展は現代美術というより痛々しい程のパンク展で 見てるコチラが赤面する位パンクど真中な作品がズラリと 並んでいました。 大変に毒々しい女の子の部屋等も展示されており 趣もあって、それはそれで楽しい展示会でした。 鑑賞後、お腹も空いたのでカフェでランチをしました。 大変美味しいフランクフルトソーセージやビール・リンゴ酒を戴き 酒のつまみに皆でエグイ事から笑い話まで 飽きること無く話し飛ばしました。 アッという間に昼から夜。 大満足で会場へ戻り映画を見ました。 面白い位にお客さんが笑っています。 Q&Aも盛り上がっていました。 素敵な映画祭に参加ているなぁ。と 改めて思ったりしました。 その後、Hさんの部屋で会場から拝借したビールを グビグビ呑みながらまたまた皆で話し飛ばし 夜も更けていったのであります。 <写真・香ばしい仲間と> #
by bambibone
| 2006-04-21 08:59
| 海外映画祭ルポ
![]() すこぶる快晴なフランクフルト。 シミが出来ては困るってんで日焼け止めを塗りまくりです。 実は今日『ハンブルグ遠足』というイベントを 映画祭側が用意してくれていたのですが 『遠足』という言葉に日和ってしまった私は参加せず 映画祭会場及び周辺を徹底的に調査しようと決めており 10時にホテルのフロントでボランティアさんと待合わせてました。 ”周辺調査”には 一足お先にワールドカップ開催国ドイツに来ている身として 是非ともワールドカップのイカサマ商品(つまりはパチモン)を ゲットするという壮大なる私の夢が詰まっています。 'オリバー・カーン'のユニフォームではなく'オリバー・コーン'のソレが 'ジャパン'の国旗ではなく'ニャパン'のソレが欲しいのです。 待ち合わせまで少し時間があったので 散歩でもしてみることにしました。 ここフランクフルト中央駅・並びに宿泊先のホテル周辺は 歌舞伎町のようなものなので夜1人で出歩かないよう ボランティアさんには言われていたのですが (ソコ以外は霞ヶ関のよな役割を持つ実に珍妙な街です) 実際陽の光を浴びているアスファルトの上には 夜の残り香がギラギラあったりしました。 歌舞伎町と霞ヶ関の顔を持つ街。 なんとも香ばしいですね。 しばらく歩いてみたのですが パチモン屋は見つけられませんでした。 (でもエロショップはたくさん見つけた) ホテルに戻ると既にボランティアさんが到着しており いよいよ映画祭会場へ出発です。 ”ナンチャラカンチャラゲーテ大学”(名前長すぎて忘れた) という壮大な名前を持ちつつ 実際のところ”フランクフルト大学”と呼ばれるソコが 正に映画祭会場。 そちらのバックステージラウンジ(つまりは溜まり場)にて 我が愛しのバンビちゃんを招待してくれた マリオンさんとドキドキの顔あわせをしました。 「この映画が世界を回るのが凄く嬉しい」 と言ってもらえて私は大変幸福でした。 そろそろ昼どき。 ってことで大学傍の市場へフランクフルトを食べるべく ボランティアさん達と出かけました。 市場には、きっと朝から酔いどれていたであろう イイ顔の人々がワインやビールをグビグビ呑んでいます。 酔いどれ過ぎて何が何やら分からず 尻丸出しで何杯も引っかけてる殿方も居るのだから その呑みッぷりには感服です。 そんな人々を掻き分けてメチャクチャどでかいフランクフルト及び メチャクチャ美味しいワインをゲットし私共も昼食です。 これがヤバイ位に美味しくアッという間に幸福の絶頂。 Iさん達と香ばしい話をしながら戴きました。 そろそろ酔いも回ったところでバックステージに戻り こちらの映画祭の主旨並びに会場説明を受けます。 ニッポンコネクションは日本映画のみを(今年は150本も!) バカスカ紹介するという実にカウンターな映画祭です。 そしてこの映画祭に関わるスタッフの熱意は強力で 私達作り手の残す作品を心からサポートしてくれる 本当に有り難い映画祭です。 『有り難いモンだなぁ』とヌボーッと過ごしていたら ロッテルダムで大変お世話になった通訳のリュークさんが ひょっこり現れました。 「うぉぉっ!リュークさーん!」と抱きつき 久しぶりの再会を楽しみました。 すると同じくロッテルダムでお世話になったトムさん までひょっこり現れて、これまた再会の再開。 心も体もポカポカになったところで私はロボットを見に メイン会場へ向いました。 いきなりロボットで恐縮なんですが それがニッポンコネクションの面白いところでもあるのです。 日本映画だけでなく日本の技術・文化も紹介しようと 様々なイベントが組まれており この『ロボットと遊ぼう発表会』もその一貫であります。 ドイツの子供にまみれて私が喜々としてロボットを 操縦する姿は相当イタかったことでしょう。 その後、バックステージに現れた”アニメーションスープ”チームの メンバーと自虐的会話を大いに楽しみ いつ迄たっても明るいPM8:00に 映画祭の開会式が始まりました。 CO2のT親分とも実質的にはここで初めて お喋りしたのですが共通の知人が多くて爆笑の嵐。 そのまま酔いに任せて大御所監督チームと街に飛出し AM3:30迄呑み明かしておりました。 映画祭に参加しているのに映画をみず ワールドカップのパチモンも見つけられず 人の名前を覚えるので精一杯の不思議な一日でした。 <写真・フランクフルトソゥセィズィ > #
by bambibone
| 2006-04-20 08:56
| 海外映画祭ルポ
![]() いよいよ3カ国映画祭巡業の旅がスタートしました。 まずはドイツ・ニッポンコネクションで御座います。 今回の旅では初めて乗り継ぎ便を使用。 ドキドキ度が従来とは明らかに違います。 そのせいでしょうか。 成田であるにも関わらず搭乗口を間違え うっかりミラノに行ってしまう所でした。 乗り継ぎ始まる前から乗り継いで 一体全体私はどうするつもりだったんでしょうか。 本当、うっかりて恐ろしいですね。 成田から乗り継ぎ先のローマ迄の12時間が 無事に過ぎるのを切に願っていたところ 海外渡航においては初めて(!)日本人と隣席となり 心底ホッとしました。 機内では号泣小説「東京タワー」を読み 隣人がグースカ寝ていたのをイイコトに文字通り号泣。 そして乾燥防止の為に大きなマスクをしていたのですが マスクの中も文字通り鼻水ダラダラで御座いました。 数時間後に目を覚ました日本人は 号泣な私を見てギョッとし 『余程辛い思いを日本でし、海外へ逃亡するのだろう』 的な哀れみの眼をして私にアメ玉を山程くれました。 同じく機内。 私の斜め前に坐る画に描いたよなイタリア男が 号泣直後の私にひっきりなしに話し掛けてきます。 私がトイレに立てば彼も立ち 私がティム・バートンの映画を見れば彼も見て ニッコリ私に笑いかけるというなんともナントモな伊達男。 『目を腫らした謎の東洋人をオレ様が介抱してやるぜ!』 という台詞が彼の背中に浮かびまくりです。 (その台詞を浮かべたまま彼はその後、私のトランジット先迄ストーキングする。という快挙を成し遂げます) いよいよローマに到着。超ドキンちゃんな初トランジット! しかし対した事は無い。 道順に沿っていけばそのまま搭乗口です。 いつまでたっても日が暮れないローマ。 ダヴィンチ・コードなローマ。 何の感慨も亡いまま時間は経ちフランクフルトへ出発です。 とても小さな飛行機にとても大きな西洋人が バカスカ乗り込むので大層ビックリしましたが あらあら不思議。 ちゃんとトぶものなんですね。飛行機って。 安心した私はそのまま眠りこけ スチュワートが西洋のオバサンを叱り付ける声で目を覚まし フランクフルトに到着です。 里谷多恵チャンのよなロストヴァゲージを恐れていましたが 荷物も無事に私の手元に届きました。 アッパレ!アリアリア!もといアリタリア! 23時30分にフランクフルトに着いたのですが夜も遅いし 映画祭側からのお迎えが本当にあるのか不安でしたが 到着ゲートを出るとお迎えのボランティアさんが 本当にいらしてました。 「嗚呼!ニッポンコネクションって実にステキテキ!」 と心の中で叫びまくりです。 眼鏡越しにギラリと光る鋭い眼光。 耳には電話用イヤホンを常時セット中の近未来なZ氏と スレンダーボディに黒髪が映えるイIさん そして我らが大将・背ばかり高いPが ニッコリ迎え入れてくれ本当に有り難い中ホテルへ迎います。 ドイツの道は大変分かりづらく どっちを走ればいいのかトンチンカンな高速を 超低速で走り抜け 青信号でも中々進まないZ氏の運転は ある意味スリリング。 30分後にホテルに到着しました。 この段階でAM12:00を超えており 会場等は明日チェックしようと車内で話してましたが 先に到着している日本人チームと合流した方がイイノデハ? と、皆が呑んでいるであろう場所に 連れて行ってもらおうと思いきや 「イヤ。夜も遅いし、やめときましょう」 とZ氏に近未来的に指示を出され まぁ、やることもないので小さなお部屋で 入浴したり洗濯してたらアッという間に睡魔に襲われ 倒れこむよにベッドに潜り込んだのであります。 <<移動だけが人生だ!>>な初日は かようにして幕を閉じたのであります。 <写真・この度も機内食 > #
by bambibone
| 2006-04-19 08:53
| 海外映画祭ルポ
![]() モクレンが淫らに散り始めたと思ったら もう桜が咲いていますね。春ですねぇ。 さて。大宣伝です。 本日(3月28日)発売の[SPA!]に ちょびっとだけど”BAMBI♥BONE”が載ってます。 ページで言うと134ページです。 ロッテルダム国際映画祭を紹介しているので この映画祭の概要がよぅく分かりますぜ。 コンビニ行ったついでに、是非!是非!御覧あそばせ。 #
by bambibone
| 2006-03-28 14:45
| BAMBI関連
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